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2008年05月19日

最新の栄養補助食品、ミャンマーの子どもたちを救うか


プランピーナッツ(Plumpy'nut)やBP-5はスーパーマーケットの棚に陳列されることのない食品だが、これら最新式の食品は、ミャンマーを襲ったサイクロンなど、大災害後の食糧難に最も役立つ物資の1つである。

これらの食品は輸送が容易で、すぐに食べられる。また、一般的な食品よりもずっと長期間保存できるため、災害前から栄養失調の子どもが大勢いたミャンマーでの救援活動で非常に役に立っている。

BP-5を栄養価の高いビスケットとして認識している人も多い。災害救助隊員らが「緩やかな飢餓状態」と呼ぶ状況で、この最新式クッキーが活躍している。

プランピーナッツは、10年ほど前にフランスの科学者が開発した、ピーナッツバター味の乾燥キャンディーのような食品だ。アルミの袋で包装されており、最も危険度の高い飢餓状態を意味する「非常に深刻な栄養失調状態」での利用を主な用途としている。

災害支援団体らによると、プランピーナッツを食べた子どもは最大で、1週間で2キロも体重が増える。ミャンマーではこれが子どもの生死を左右する。国際援助団体セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)は、ミャンマーの子どもたちに十分な食糧が届かなければ、近いうちに数千人が死亡すると述べている。

プランピーナッツには他にも利点がある。航空機から容易に投下することができる上に、子どもたちが自分で食べることができるので手間がかからないのだ。医師は患者の治療に専念し、親たちはより小さな子どもの世話に集中できる。 

プランピーナッツは、1包装あたり500キロカロリーほどの栄養価がある。世界食糧計画(World Food Programme、WFP)によると、ビタミンも豊富で、特に亜鉛は感染症に打ち勝つうえで効果を発揮する。ニジェールや悲劇的な状況の続くスーダンのダルフール(Darfur)地方などで既に使用されており、緊急時の応急手段として著しい効果を上げている。

現代の国際救援活動では物資の輸送が大きな課題となっているが、どちらの製品も長持ちするため非常に役立っている。プランピーナッツは約2年、BP-5は約5年間保存できる。

国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)のShantha Bloeman広報官は、「特においしいものではありませんが、子どもたちが深刻な栄養失調状態にある時にそんなことを言っていられません」と述べた。


食品化学も進歩しているんですね。
一人でも多くの子供たちが救われることを願ってやみません。
posted by world at 18:34| 災害・事故・事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする