スポンサードリンク

2011年06月08日

IMF、日本の経済成長予測を下方修正 野心的な政策求める


国際通貨基金(IMF)は8日に発表した報告書の中で、日本の2011年経済成長率の予測を、東日本大震災後の4月に予測した1.4%からマイナス0.7%に下方修正した。また、巨大な財政赤字の解消に「より野心的な」対策をとるよう求めた。

その一方で、今夏以降は経済回復が見込めるとして、2012年の国内総生産(GDP)成長率の予測を先の2.1%から2.9%に引き上げた。

報告書は、大震災は日本経済に深刻な影響を与えたが、政府と日本銀行(Bank of Japan)の迅速かつ断固たる行動よって経済への影響をとどめることができたと指摘。日本経済は依然として東日本大震災による逆風を受けているが、今年後半には強い回復期に入るとの見通しを示した。

■「段階的な消費税増税を中心に包括的な税制改革を」

経済アナリストらは、先進国のなかでも最大となるGDP比200%もの公的債務を抱える日本にとって膨大な復興費用は大きな負担になると警鐘を鳴らしている。

これについてIMFの報告書は、厳しい財政状況にある日本は、さまざまな租税手段によって復興費用を賄えるだろうとの見方を示した。海外投資家の信頼を確保するためには、より野心的な中期的財政再建策をとる必要があると促し、歳出削減には限度があることを考えれば、段階的な消費税引き上げを中心とした包括的な税制改革が必要だと主張した。

報告書は「日本における包括的な財政および構造改革は、国債市場の安定化と世界規模での金利低下につながり、全世界の利益となる」としている。


まるで増税すれば、景気が回復すると言わんばかりのIMF。
posted by world at 23:39| 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする