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2008年06月28日

ミャンマー軍政、被災地で遺体を埋葬した雑誌編集長ら逮捕


5月にミャンマーを襲ったサイクロンによる死亡者の埋葬を手伝うためイラワジ川デルタ地帯(Irrawaddy Delta)を訪れたミャンマー人ジャーナリストが、ミャンマー当局に逮捕されていたことが分かった。「国境なき記者団(Reporters Without Borders、RWB)」とビルマ・メディア協会(Burma Media Association)が26日、明らかにした。

逮捕されたのはミャンマー・トリビューン(Myanmar Tribune)誌編集長のアウン・チョー・サン(Aung Kyaw San)氏で、15日、16人のボランティアとともに同地を訪れ、400人余りの遺体を埋葬。さらに遺体用の袋が必要となったことから主要都市ヤンゴン(Yangon)に戻ったところ、身柄を拘束された。

アウン・チョー・サン氏を含む5人は、ヤンゴン北部にある悪名高いインセイン刑務所(Insein Prison)に収監され、ミャンマー・トリビューン誌は廃刊処分となったという。

両団体は「市民団体や報道機関の被災者救援活動に対する軍事政権の妨害を止めさせなければならない」と訴えた。また、少なくともジャーナリスト10人、ブロガー1人がミャンマーで身柄を拘束されていることを明らかにした。

5月初めにミャンマーを襲った大型サイクロン「ナルギス(Nargis)」で13万8000人以上が死亡・行方不明となっており、国連(UN)は援助を必要とする被災者は240万人に上るとみている。

しかし、国連が25日に発表した報告書によると、そのうち援助の手が届いているのは45%に過ぎず、残りは地元の援助団体に頼るか自力で生き延びるしかない状態だという。


ミャンマー軍事政権の思考力は理解に苦しむ
posted by world at 00:27| 災害・事故・事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする