2008年03月31日

ダイアナ元妃の死因究明審理、謀略説なしと最終報告


ダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)の死因究明審問で31日、検視官を務めるロンドン(London)高等法院のスコット・ベーカー(Scott Baker)控訴院判事は調査の最終結果報告を開始し、故皇太子妃と交際相手が英王室の命で情報機関に殺害されたとする証拠はなかったと結論づけた。

ベーカー氏はこれまでの調査の最終報告で、ダイアナ妃とともに亡くなった交際相手、故ドディ・アルファイド(Dodi Fayed)氏アルファイド氏の父、モハメド・アルファイド(Mohamed Al-Fayed)氏が主張する「英王室の関与」を否定した。

前年10月2日から開始された審問を通じ、故ダイアナ妃の死に関し約250人が証言した。陪審員らもパリ(Paris)へ飛び、事故現場を自らの目で確認した。

ベーカー氏はまた陪審団に対し、謀略説を退けるよう強く勧告した。「エジンバラ公(The Duke of Edinburgh)がダイアナ妃殺害を命じたという証拠も、情報機関その他の政府機関が計画したとの証拠もなかった」と述べ、「実証できる根拠がない」モハメド・アルファイド氏の主張を却下した。

死因究明審問は、英国民が海外で不自然な死を遂げ、遺体が本国送還された場合、法的に必要とされるもので、審議事項の範囲は狭く、身元の確認といつどこでどうして亡くなったのかの特定のみが追及されうる。

「身元の確認といつどこでどうして亡くなったのかの特定のみが追及されうる」狭い範囲の審議事項での結論。
結局、真相は闇の中・・・。
posted by world at 23:02| 災害・事故・事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

使用済みポリ袋、コートジボワールでは新ビジネスに


捨てられたポリ袋を拾い集めて洗う人々。こうした光景はあまり見栄えのいいものではなく、環境保護団体も眉をしかめるかもしれない。ところが「プラスチックゴミのリサイクル」は、
コートジボワールで実入りのいい一大産業になりつつある。

2002年のクーデターを機に貧困、物価高騰、格差の広がりにあえぐこの国では、プラスチックの製造に使用されるポリスチレンの供給が激減し、プラスチックの生産費用がはね上がった。かくして、数千人もの「manan-ferela(「袋洗い人」の意)」たちが、あちこちで散乱する袋やパッケージなどのプラスチックゴミを集めるようになった。これらをきれいに洗って再資源化業者に売り、お金を得ようというのだ。

人口400万人、毎日発生するゴミの量が3000トンに達するアビジャン(Abidjan)では近年、使用済みポリ袋を洗う人の姿があちこちで見られるようになった。市当局によると、1日に洗われるポリ袋は市内だけで総量2トンにのぼるという。プラスチックゴミは、郊外のゴミ捨て場のほか、2006年に死者15人を出した外国船籍による有毒ゴミ不法投棄場からも集められてくる。

■汚染よりも「日銭」が重要

国際社会では非生分解性のポリ袋を使用しなくなる傾向にあるが、この国では至る所で環境汚染物質が販売・使用され、捨てられている。国の45%を占める貧困層にとって、こうしたゴミは金のなる木となる一方で、健康面に悪影響を及ぼす。

工場の排水路に「manan-ferela」たちが群がり、1日中ポリ袋を洗っている。少女たちの姿もあるが、汚染物質から身を守るための装備はしていない。16歳のある少女は、「病気へのリスクはあるけれど、家族を養うために働いている」と語る。

ゴミ袋は乾燥させたあとでボール状に圧縮され、はかり売りされる。1日の稼ぎは約2.2ユーロ(約350円)。買い手は、主にレバノン人が所有する工場だ。これらはその後、粉状に粉砕され、台所用品などに再利用される。「需要は高い」とある工場主は語る。

「manan-ferela」の中から、ポリ袋の洗浄から粉砕までを請け負うベンチャー企業を立ち上げようという者も現れた。そのうちの1人、Oumar Yeoさんは、工場を作ることで、化学物質に無防備な現在の作業環境を改善できると語っている。

「工場を作ることで、化学物質に無防備な現在の作業環境を改善できる」というベンチャー企業を立ち上げようとしているOumar Yeoさんのコメントは救いになりますが、16歳の少女が「汚染よりも日銭」とは・・・。なんとも言えない複雑な気持ちになります。
タグ:ビジネス
posted by world at 21:44| 環境・サイエンス・IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モッツァレラ汚染、中国も輸入停止


イタリア産モッツァレラチーズから発がん性のある有害物質ダイオキシンが検出された問題で、中国国家品質監督検査検疫総局(国家質検総局、General Administration of Quality Supervision, Inspection and Quarantine、AQSIQ)は、イタリア産モッツァレラチーズの輸入を一時停止すると発表した。

国家質検総局が前週末にウェブサイトに掲載した声明によると、イタリア産モッツァレラチーズの販売を即時中止し、販売済み商品については輸入業者が自主回収するよう命じられた。またモッツァレラ以外のイタリア産チーズについては安全検査が義務付けられた。


中国冷凍餃子の問題はどうなっているんでしょう?
原因究明は進んでいるんでしょうか?
posted by world at 21:33| 環境・サイエンス・IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジンバブエ総選挙は接戦、2日後で初の中間発表


ジンバブエで大統領選と同時に29日に実施された総選挙で、選挙後初めて公式の中間発表として31日、下院210議席のうち24議席の結果を選管が発表した。残る議席について、最大野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)と、現職ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領が率いる与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)が接戦を繰り広げている。

選挙結果の発表は遅れており、野党が選管に対し「政権にしがみつこうとするムガベ大統領の片棒を担いでいる」と非難する中、緊張の高まる首都ハラレ(Harare)では機動隊が警戒に就いた。

第1回発表で主だったところでは、パトリック・チナマサ(Patrick Chinamasa)司法・議会担当相が東部マニカランド(マニカランド)州のマコニ(Makoni)中央選挙区で議席を失っている。また新設されたハラレ郊外のチェグトゥ(Chegutu)西選挙区でも、MDCが与党に勝利した。
 
大統領選については、公式発表を待たない勝利宣言はクーデターに等しいとする与党陣営からの非難にもかかわらず、MDCは前日宣言したモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長の勝利を譲らず、また首都ハラレおよび第2の都市ブラワヨ(Bulawayo)の選挙区のほぼ全議席を確保したと主張した。

14か国による南部アフリカ開発共同体(Southern African Development Community、SADC)の選挙監視団は懸念される点を指摘しながらも、最終的に投票は「人々の意思の表現として平和的かつ信頼できるものだった」と宣言した。

選挙結果が判明するのに、ちょっと時間がかかりそうですね。
与野党どちらが優位か、この点も微妙ですね。
posted by world at 21:11| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南北対話中断も辞さず、北朝鮮が韓国の「先制攻撃」発言を非難


北朝鮮の国営朝鮮中央通信社(Korean Central News Agency、KCNA)は30日、韓国軍の合同参謀本部議長に就任した金泰栄(キム・テヨン、Kim Tae-Young )陸軍大将が「先制攻撃」の可能性を示唆したことを受け、南北対話の中断もあり得ると警告した。

朝鮮中央通信は、北朝鮮の核施設を先制攻撃する可能もあるとした金議長の発言を激しく非難。金議長の発言は、前月発足した李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)政権の新政策を代弁したものだとした。
 
同通信は論評で、「われわれ革命軍は、南朝鮮(韓国)が核施設への『先制攻撃』の動きを少しでも見せれば、反撃を行う。われわれの先制打撃が行われれば(韓国は)火の海どころか灰の山になる」とけん制した。

北朝鮮は南北関係を緊張させる動きを見せているが、韓国政府に対する公式の反応は初めて。一方、韓国国防省は北朝鮮政府に対して、すぐさま反応を示す予定はないとしている。


北の南に対する牽制。と同時に北特有の"おねだり"。
タグ:南北関係
posted by world at 19:54| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

韓国大統領、給料を全額寄付へ


韓国の李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領は30日、大統領任期中5年間の給料全額を、恵まれない人々に寄付する意向を示した。31日、側近が明らかにした。

青瓦台(大統領官邸)の記者室を予告なしで訪問した席で表明したという。

2002-2006年のソウル(Seoul)市長時代にも李氏は、清掃員と消防署員の子どもたちに給料を寄付していた。

李氏は、「わたしは公職で得た給料はすべて公共の福祉に捧げると公約している。大統領に就任してもこの公約を続ける」と述べた。大統領は今月10日に初月給として1650万ウォン(約166万円)の給料小切手を受け取ったが、正確な収入総額は分からないとしている。

李氏は大統領選挙中、総額300億ウォン(約30億円)にも上る個人資産のうち、ソウルにある引退後の住居を除いた全てを恵まれない人々に寄付すると公約していた。

この手の話は素直に評価すべきでしょう。
日本の政治家の皆さん、真似できるかな。
タグ:韓国大統領
posted by world at 18:44| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北京五輪の聖火リレー、正式に始まる


ギリシャで採火された北京五輪の聖火が31日、北京(Beijing)に到着し、厳戒態勢の敷かれた市中心部の天安門広場(Tiananmen Square)で歓迎式典が開かれた。式典は全国にテレビ中継され、胡錦濤(Hu Jintao)国家主席が聖火リレー開始を宣言した。

中国チベット(Tibet)自治区での暴動武力鎮圧や、中国の人権の現状そのほかの問題に対する抗議行動への懸念から、式典会場の天安門広場周辺は前日から封鎖され、式典で中国国旗や五輪旗を振る応援団など招待客5000人のみが入場を許された。

北京五輪の聖火リレーは史上最長の130日間で、19か国を巡った後いったん中国に戻り、世界最高峰チョモランマ(英語名・エベレスト、Mount Everest)登頂などを巡る。


厳戒態勢の中での史上最長130日間聖火リレー。
道中でいろいろと抗議行動がおこりそうですね。
posted by world at 18:05| 戦争・紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アルカイダが「欧米人風」のテロリスト養成、CIA長官が警告


米中央情報局(Central Intelligence Agency、CIA)のマイケル・ヘイデン(Michael Hayden)長官は30日、米NBCテレビで、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)が「欧米人風」の工作員を養成しており、米国内にひそかに侵入してテロ攻撃を行う可能性があると警告した。

ヘイデン長官は、アルカイダが過去18か月間にパキスタンのアフガニスタン国境沿いの部族地域を「隠れ家」として、ウサマ・ビンラディン(Osama Bin Laden)容疑者が立案した計画に基づいて訓練を行っていると指摘。

養成中の工作員について、「(ワシントンD.C.の)ダレス(Dulles)国際空港の出入国審査の列に並んでいても、誰も不審に思わないような容姿をしている。警戒されずに米国に入国できる」などと述べた。


アメリカ国内では少なからず緊張感が走るでしょう。
posted by world at 12:37| 戦争・紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

五輪聖火が北京に到着、国営テレビは1分遅れで「生中継」


北京五輪の聖火が31日午前9時(日本時間午前10時)ごろ、厳戒態勢の北京国際空港に到着した。

聖火を乗せた中国国際航空(Air China)機が着陸する様子を放送した中国中央テレビ(China Central Television、CCTV)は、画面
右上に「生中継」のテロップを表示していたが、実際には1分ほど遅れて放送した。

同局は、前週17日にギリシャで行われた聖火採火式で、チベット問題に抗議する国際NGO団体「国境なき記者団(Reporters Without Borders)」メンバーが劉淇(Liu Qi)北京五輪組織委員会(BOCOG)会長の演説を妨害しようとした際、放送を一時中断している。


今後は厳戒態勢の中での中国国内、聖火リレーですね。
posted by world at 12:33| スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジンバブエ大統領選、中間結果発表前に野党が勝利宣言



29日に投票が行われたジンバブエの大統領選・総選挙で、モーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長の最大野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)は30日、開票結果を待たずに勝利宣言した。

現職のロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領の陣営は、事前の勝利宣言について、クーデターとみなして対応すると警告していた。

また野党側は、選挙管理委員会に対し、ムガベ大統領を当選させるため、開票結果を操作していると抗議した。

一方、選管は同日、最初の中間集計結果を31日午前6時(日本時間同日午後1時)に発表するとした。


投票結果が待たれます。
posted by world at 11:43| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

建築界のノーベル賞「2008年プリツカー賞」にフランスのジャン・ヌーベル



建築界のノーベル賞といわれる2008年度の「プリツカー賞(Pritzker Prize)」の発表が30日にワシントンD.C.(Washington D.C.)で行われ、仏建築家のジャン・ヌーベル(Jean Nouvel、62)が受賞した。

同賞を主催する米ハイアット財団(Hyatt Foundation)は、「新しいアイデアの勇気ある追求、建築界の境界線を広げるための規範への挑戦」を授賞理由としている。特に「創造性、豊かさ、クリエイティブな実験へのこだわり」が高く評価された。ある審査員は「従来の建築的課題への新しいアプローチを喚起させてくれる」と評している。

ヌーベルは、受賞コメントの中で、自分の作品を「歴史を再考するのではなく、同時代の現代性を反映したもの。今起きていること、われわれに今何ができるのかを扱ったもの」と説明した。

ヌーベルの代表作は、パリに1987年オープンしたアラブ世界研究所(Arab World Institute)だ。ビルの一面にアルミパネルを取り付けることで、採光を自動調節する仕組みを実現した。

パリに2006年オープンしたケ・ブランリー美術館(Musee du Quai Branly)では、ビルの一面にジャングルを思わせるブルーグリーンのステンドグラスを張って自然光を入れ、別の一面には黒いガラスと穴の開いたメタルスクリーンを重ね合わせて、光が波打つような効果を与えた。

パリのカルティエ現代美術財団(Cartier Foundation for Contemporary Art、1994年)展示施設、スペイン・バルセロナ(Barcelona)のアグバールタワー(Agbar Tower、2005年)、リヨン(Lyon)のオペラハウスでも名を馳せている。現在はデンマーク・コペンハーゲン(Copenhagen)に斬新なデザインのコンサートホールを建築中だ。

プリツカー賞は、1979年に「才能とビジョン」ある建築家を表彰する目的で設立された。賞金は10万ドル(約1000万円)。過去の受賞者には米のフランク・ゲーリー(Frank Gehry)、リチャードー・マイヤー(Richard Meier)、ノーマン・フォスター(Norman Foster)が名を連ねる。フランスでは、1994年のクリスチャン・ド・ポルザンパルク(Christian de Portzamparc)に次ぐ2人目の受賞となる。

「ビルの一面にアルミパネルを取り付けることで、採光を自動調節する仕組み」を実際に見てみたい気がします。
posted by world at 11:37| ライフ・カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

消灯キャンペーン、ニュージーランドでは13%の省エネ達成



地球温暖化に対する啓発活動として1時間の消灯を促すキャンペーン「アースアワー(Earth Hour)」が29日、世界各地で行われた。ニュージーランドで唯一の参加都市クライストチャーチ(Christchurch)では、13%近くの省エネを達成した。

クライストチャーチでは現地時間同日午後8時(日本時間午後4時)、世界各都市の先陣を切って消灯が行われた。電力供給会社によると、一般家庭や企業での消灯により、電力消費量が12.8%下がったという。

キャンペーンを主導する世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature、WWF)は国営放送ラジオ・ニュージーランド(Radio New Zealand)で、「10%すら超えるとは思っていなかったのに13%近くになったとは、クライストチャーチではこのキャンペーンが大きく支持されてたのだろう」と述べた。

キャンペーンには世界35か国、約370都市が参加したとみられている。


日本ではあまり話題になりませんでしたね。
タグ:地球温暖化
posted by world at 11:29| ライフ・カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インドの「魔女狩り」がテレビで放送、警察は捜査開始


魔女とされたインドの女性が木に縛られ、村民らに殴打される映像が28日夜、テレビで放映された。

ユナイテッド・ニューズ・オブ・インディア(United News of India、UNI)によると、女性は貧困層の多いビハール(Bihar)州GumariaのSunita Deviさん(50)。地元の報道では事件発覚後、警察が介入し、村民6人が逮捕されているという。

インドでは特に農村地域で、「黒魔術」を実践したとして非難を受け、毎年多くの人が暴行されたり、殺害されたりしている。

暴行の様子が撮影されるのはまれで、警察は今回の事件を撮影した地元ジャーナリストに対しても、暴行を止めなかった理由を追及しているという。

警察当局によると、24日には東部チャッティスガル(Chattisgarh)州でも、女性が魔女とされ暴行を受けた後死亡。前月には、西ベンガル(West Bengal)州の女性が、家族が病気になった後、魔女と疑われ、女性の2人の息子と娘に殺害されている。


経済急成長のインド。半面、発展途上性、閉鎖性を象徴するこの魔女狩り。インドの二面性をあらわしていますが、限定されたコミュニティでは頻繁に起こりえることでしょう。学校や職場でのイジメも似たところがあるのです。
posted by world at 11:19| ライフ・カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アテネで聖火引き渡し式典、厳戒態勢で逮捕者も


ギリシャの首都アテネ(Athens)のパナシナイコス・スタジアム(Panathenaic Stadium)で30日、多発する中国への抗議行動に備えた厳戒態勢が敷かれる中、北京五輪組織委に聖火を引き渡す式典が行われた。

ギリシャ警察は警官2000人を動員するという前代未聞の警備体制を敷いていた。しかし、午後3時(日本時間午後9時)から行われた式典中に「チベットを救え」と叫んだ10人ほどが即座に警察に逮捕されたほか、中国で非合法とされている法輪功(Falungong)のメンバー3人が会場のスタジアムに入ろうとしたところを拘束されるなどの混乱もあった。

3人の男が会場に乱入した24日の採火式から7日間にわたりギリシャ各地をまわった聖火リレーの期間中、各地でチベットを支援する活動家や左翼団体による抗議行動が散発した。

ギリシャ中央部のVolosを28日に聖火が通過した際には横断幕を掲げた20人ほどの抗議デモ隊を警官隊が制止し、1人を逮捕した。また、近隣のLarissaから70キロほどの場所では聖火を追おうとしたデンマーク人活動家約10人が警察に制止された。29日にアクロポリスに聖火が到着した際には、取材陣も厳しく規制された。

ギリシャ国内最後となる30日のアテネ市内でのリレーは、コースを短縮して予定よりも数時間早く切り上げられた。ギリシャ国内で聖火は常に警察車両と警備員に囲まれて移動した。

1896年に第1回近代オリンピックが開催されたパナシナイコス・スタジアムで行われた式典には2万人の観衆が集まった。現地警察によると、来場者は入り口でチェックされ、投げることのできる物や横断幕などは没収された。

北京五輪の聖火リレーは史上最長で、130日間で13万7000キロを移動する。聖火は世界中を巡るが、コースの大半を中国国内が占める。

「平和の祭典」へ向けて、厳戒態勢の中での聖火リレー。
ギリシャ国内ではコースを短縮し、予定より早目に切り上げられたというから、コースの大半を占める中国国内に入ったら、どうなるか・・・。
posted by world at 00:34| ライフ・カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月30日

<08米大統領選>クリントン候補、選挙戦撤退を否定


米大統領選の民主党候補指名を争うヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員は、選挙戦の長期化は民主党に打撃を与えるという党内からの批判に対し、最後まで撤退する意志はないとの姿勢を示した。

クリントン候補は、30日の米ワシントン・ポスト(Washington Post)紙に掲載されたインタビューで、早期撤退論は間違っており、残り10州の選挙戦全てとフロリダ、ミシガン両州の再投票問題が決着するまで選挙戦から撤退する意志がないとの考えを明らかにした。

フロリダ、ミシガン両州は1月に予備選を前倒ししたことから党則違反に問われ、8月の党大会での代議員資格をはく奪されている。両州で勝利したクリントン陣営は、党大会への両州代議員の復帰を模索している。

民主党の全国委員会(Democratic National Committee、DNC)のハワード・ディーン(Howard Dean)委員長は28日、11月の大統領選で民主党が勝利するためには党内の早期団結が必要と述べ、パトリック・レーヒー(Patrick Leahy)上院議員も同日、地元バーモント(Vermont)州の公共ラジオ局の放送で、クリントン候補に対して選挙戦から撤退し、党候補としてオバマ氏の擁立を認めるよう求めていた。

しかしクリントン・オバマ氏両陣営ともに、激しい選挙戦が民主党に打撃を与えてはいないとの考えを示している。

バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員は29日、「激戦が原因で党が分裂しているというのは誇張だ。わたしは最終的に民主党は団結すると思っている」と述べ、6月にすべての予備選・党員集会が終わった後に候補者は選ばれるべきだと述べた。またビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領は、激しい接戦を繰り広げている今、ヒラリー候補が撤退しなければならない理屈が思い当たらないと述べた。

クリントン候補は、民主党の政権奪回のために勝たなければならない人口の多い州で強さを発揮するのは自分だと主張してきた。この主張を証明するには次のペンシルベニア(Pennsylvania)州の予備選で大勝する必要がある。

ペンシルベニア州では、ほとんどの支持率調査でクリントン氏が2桁の差をつけて優位に立っている。オバマ陣営は、ペンシルベニア州に乗り込んでからの巻き返しに期待を寄せている。


次のペンシルベニア州の予備選の結果がひとつのターニングポイントになりそうですね。
posted by world at 22:11| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首都圏のPAC3、配備完了


例外的に国内のニュースをお届けします。


弾道ミサイル防衛システム「PAC3」が29日、茨城(Ibaraki)県の自衛隊基地に配備された。29日、時事通信(Jiji press)が伝えた。

PAC3の配備は4か所目で、これにより首都圏への配備が完了した。北朝鮮や中国の弾道ミサイルの脅威から首都圏を防衛する能力が強化される。日本は2011年3月までに、全国11か所の自衛隊基地にPAC3を配備する計画。

前日の28日には北朝鮮が短距離ミサイルの発射実験を行ったと伝えられたが、防衛省は日本の安全に差し迫った危険はないとしている。

その前に、現場の責任者からのホットラインの整備はどうなっているんだろう。先のイージス艦衝突事件の教訓は生かされているんだろうか・・・。
タグ:国内防衛
posted by world at 21:43| ライフ・カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

反イスラム映画「フィトナ」欧州、国連、イスラム国などが一斉批判


オランダの極右政党・自由党(Party for Freedom、PVV)のヘールト・ウィルダース(Geert Wilders)党首がイスラム教を批判する短編映画「フィトナ(Fitna)」をウェブサイト上で公開したことで、オランダ国内のみならず欧州連合(EU)、国連(UN)、イスラム教国などで一斉に反発が広がっている。

オランダ産業・雇用者連合(VNO-NCW、オランダの経団連)は29日、同国製品の不買運動が起きた場合、ウィルダース党首に対する訴訟を辞さない構えを明らかにした。産業・雇用者連合のBernard Wientjes議長は、「オランダ製品の不買運動は輸出に打撃を与える。石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル(Royal Dutch Shell)、電機大手フィリップス(Philips)、食品・家庭用品大手ユニリーバ(Unilever)などがオランダ企業であることは誰もが知っている」と述べた。

オランダ政府はこの映画に強い批判を表明してきた。欧州連合(EU)はスロベニアで開かれた外相会議でも、加盟27か国が全会一致でオランダ政府の対応を支持した。

国連(UN)の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-Moon)事務総長も、この映画が「不快極まりないほど反イスラム」だとして非難。

■イスラム教国などでも相次ぐ反発

ヨルダン政府によるオランダ製品の不買運動の呼び掛けに続き、マレーシアのマハティール・モハマド(Mahathir Mohamad)前首相も同様の発言を行った。マレーシアと隣国シンガポールはすでに、フィトナがコーラン(Koran)と過激な破壊活動を故意に結びつけているとして非難声明を発表している。

エジプトのアハマド・アリ・アブルゲイト(Ahmed Ali Aboul Gheit)外相はフィトナが「10億人以上のイスラム教徒に対する攻撃」にあたると非難。

アフガニスタン政府は全世界でのフィトナの放映禁止を求めている。

一方この映画を掲載した英のウェブサイトは28日、職員に対する脅迫があったとして掲載を中止している。

ヘールト・ウィルダース党首も批判、反発は覚悟の上でしょうが、すでに公開は中止されたようですね。
posted by world at 21:33| ライフ・カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジンバブエ大統領選、監視団が「架空有権者」を懸念


29日に大統領選の投票が行われたジンバブエで同日、アフリカ諸国からの選挙監視団がジンバブエ選挙管理委員会に対し、架空の有権者登録が多数行われている可能性があるとして書簡で懸念を伝えた。

書簡は、「首都ハラレ(Harare)郊外の081083地区は、登録有権者2万4678人のうち約8450人の住所が樹木が数本生えるだけの荒れ地になっている」とし、「数々の矛盾に重大な懸念を持つ」と述べている。

監視団関係者はAFPに書簡の写しを見せ、選管委からの返答を待って公式表明するとしている。

選管委は28日、不正疑惑を否定。一方、6期目を目指すロバート・ムガベ(Robert Mugabe)現大統領も29日の投票後、これまで選挙で不正を行ったことは無いと断言した。

いくら現大統領陣営が不正を否定しても、疑念は拭えませんね。
タグ:ジンバブエ
posted by world at 11:47| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<08米大統領選挙>クリントン氏の娘「母は父より優れた大統領に」


米大統領選の民主党候補指名レースを争うヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員の娘チェルシー(Chelsea Clinton)さん(28)は28日、母親の方が父親のビル・クリントン(Bill Clinton)前大統領より「優れた大統領になる」と語った。

ペンシルベニア(Pennsylvania)州アレンタウン(Allentown)で、ヒラリー・クリントン氏は夫の前大統領同様、優れた大統領になり得るかとの質問に答えて述べた。理由については明言しなかった。

チェルシーさんは、クリントン氏の選挙戦に加わり全米各地の大学を中心に応援活動を行っている。普段は記者の前で語ることを拒否している。

クリントン陣営、劣勢挽回へ、娘さんの登場ですね。
ただ、この娘さん、写真を見る限り、父親似ですね。
posted by world at 11:41| 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラサで数千人規模の新たなデモか、チベット亡命政府が発表


インド北部ダラムサラ(Dharamshala)に拠点を置くチベット亡命政府は29日、中国チベット(Tibet)自治区ラサ(Lhasa)で新たな抗議デモがあったと発表した。

亡命政府はウェブサイト上で、「午後2時(日本時間同3時)ごろ、チベット人が抗議活動を行うためにラモチェ(Ramoche)寺の前に集まった」と発表。ジョカン(Jokhang)寺の前などでも、数千人がデモを開始したとした。

チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世も、記者団に対し、新たなデモについて聞いたと述べた。

ダライ・ラマの側近によると、亡命政府は情報収集に努めており、デモに参加している人数について正確な情報を得てはいないという。

事態は終息どころか、ますます拡大の方向です。
中国側が歩み寄りの姿勢を見せない限り、事態はさらに深刻化しそうです。
posted by world at 11:05| 戦争・紛争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする